「看板製作の勘定科目ってなに?」
「どんな計上にしたらいいの?」
と、いまいち分からないことがあるかもしれません。
看板製作にあたって、勘定科目は欠かせません。
看板の勘定科目は、設置場所や費用によって計上が異なるのは、ご存知でしょうか?
そのせいか、混乱してしまう方も多くいらっしゃるようです。
本記事では、
- 看板製作の勘定科目の種類
- 看板以外として勘定科目で計上する場合
- 看板製作の耐用年数例
- 看板制作の耐用年数を上げる方法
をご紹介します。
本記事を読むことで、看板製作の勘定科目の理解が深まります。
ぜひ、最後まで読んでください。
看板製作の勘定科目の種類
では、まず看板製作の勘定科目の種類を確認していきましょう。
次の、4つのパターンがありますので、それぞれ詳しく解説します。
建物附属設備
建物に固定する看板は、「建物附属設備」という勘定科目として計上します。
(壁面看板・突出し看板など)
材質によって、耐用年数は以下のように異なります。
材質 | 耐用年数 |
---|---|
金属製 | 18年 |
金属製以外 | 10年 |
※看板製作が、10万円未満の場合は「消耗品費」の計上となります。
構築物
屋外に設置する看板は、「構築物」という勘定科目として計上します。
(野立て看板・広告塔看板など)
材質によって、耐用年数は以下のように異なります。
材質 | 耐用年数 |
---|---|
金属製 | 20年 |
金属製以外 | 10年 |
同じ敷地内に、看板をいくつか設置している場合は、1つずつ計上します。
器具及び備品
設置場所が固定されていない簡易的な看板は、「器具及び備品」という勘定科目として計上します。
(マネキン人形・ネオンサインなど)
材質によって、耐用年数は以下のように異なります。
材質 | 耐用年数 |
---|---|
金属製 | 10年 |
金属製以外 | 5年 |
看板・ネオンサイン・気球など | 3年 |
マネキン人形・模型など | 2年 |
※看板製作が、10万円未満の場合は「消耗品費」の計上となります。
消耗品費
看板製作が10万円未満の場合は、「消耗品費」として計上します。
したがって、消耗品費にすることで計上金額を抑えることができます。
看板以外として勘定科目で計上する場合
看板製作費以外の勘定科目は、次のようになります。
それぞれ、確認しておきましょう。
広告宣伝費
広告のための看板は、「広告宣伝費」として計上します。
(垂れ幕・案内板など)
また、看板製作が10万円未満の場合は、「消耗品費」として計上します。
修繕費
看板が壊れたり劣化して修繕した場合は、「修繕費」として計上します。
基本的に、修繕なので元の状態から、手を加えないことが条件となります。
もし、新たに電飾を付けたりなどの改良をしてしまうと、「資本的支出」の計上となるので注意しておきましょう。
外注費
看板製作を外部へ委託した場合は、「外注費」として計上します。
ただし、以下の条件があるので確認しておきましょう。
- 企業と外部の業者に雇用関係がない
- 業務指揮関係がない
- 請求書と領収書が発行されている
看板製作の耐用年数例
先ほどもお伝えしたように、看板によって耐用年数は異なります。
次に、看板の種類ごとの耐用年数をチェックしていきましょう。
突き出し看板
突き出し看板は、建物から突き出した看板です。
<耐用年数>
- 金属製・・・18年
- 金属製以外・・・10年
野立て看板
野立て看板は、案内などによく使われる自立した看板です。
<耐用年数>
- 金属製・・・20年
- 金属製以外・・・10年
立て看板
立て看板は、A型看板や電飾看板など地面における看板です。
<耐用年数>
- 金属製・・・10年
- 木製・・・3年
看板製作の耐用年数を上げる方法
「少しでも、看板の耐用年数をあげたい!」とお考えの方、
次に、看板の寿命を延ばすコツをお伝えしますので、参考にしてください。
立て看板に重りを設置する
立て看板には、重りを設置しておくと安心です。そうすることで、風で飛ばされたり、転倒を防ぐことができます。
また、ロープなどで固定すると、さらに安定するのでおすすめです。
ポスター看板にラミネートをつける
ポスター看板には、ラミネート加工を施しておきましょう。
ポスターは雨などで濡れてしまうと、どうしてもダメージを受けてしまいます。
少しでも劣化を防ぐために、屋外のポスター看板にはラミネートが有効です。
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