「どんな目的や種類があるの?」
「やっぱり、看板は設置した方がいいの?」
本記事では、看板を設置するメリットやデザインに関する情報をまとめてご紹介します。
- 看板製作の目的
- 【目的】看板ごとの特徴
- 看板製作の目的を引き立たせるには
- 看板製作で失敗しがちなポイント
これから看板製作を考えておられる方、デザインで悩んでおられる方は、ぜひ最後までお読みください。
看板製作の目的
ご存じの通り、看板はただ設置すればいいだけではありません。
看板製作の目的は、主に次の2つがあります。
- 店を知ってもらう
- 商品や価格・イベントを知ってもらう
目的を明確にすることで、集客効果の高い看板を作ることができます。
店を知ってもらう
まずは、お店の存在を「認知」してもらう目的があります。
オープンしたばかりのお店だと認知度が低いことも。また、お店が分かりづらい場所だと、案内看板を設置することで、お店の存在を知らせることができます。
商品や価格・イベントを知ってもらう
お店の情報やイベントの内容を知らせるときにも有効です。
例えば、メニューや期間限定の商品などを載せたり、イベントだとカラフルなデザインにするなど。そうすることで、お客さんへ興味や関心を引き寄せることにつながります。
簡単に内容が変更できる黒板にしたり、入れ替えれるタイプのものを選ぶといいでしょう。
【目的】看板ごとの特徴
一口に看板といっても種類はさまざまです。
次に、よく使われている看板の種類と特徴をご紹介します。
- 屋外スタンド看板
- 電飾看板
- バナースタンド
- 手書き看板
- タペストリー
それぞれ解説していますので、料金なども参考にしてみてください。
屋外スタンド看板
「屋外スタンド看板」は、店頭前などに置くタイプの看板です。
種類が豊富で設置も簡単というメリットから、多くの店舗で使用されています。メニュー表や案内板などにオススメ。
■料金相場:5千円~2万円ほど
木製やアルミ複合板など、素材によって価格が異なります。
電飾看板
「電飾看板」は、電気を使用した看板になります。
ライトで照らすことで、夜間でも目立たせることができます。種類は次の2つのタイプ。
- 内部から照らす「内照式看板」
- 外側から照らす「外照式看板」
また、照明はスポットライト、蛍光灯、LEDなどがあります。
■料金相場:3万円~20万円ほど
バナースタンド
「バナースタンド」は、スタンドに布や幕を立てかける看板です。
布や幕はコンパクトに収納できるので、持ち運びがしやすくイベントなどにも向いています。種類やサイズがたくさんあり、布だけを取り換えれるタイプだと、訴求内容を簡単に変更することができるのは便利です。
■料金相場:1万円~3万円ほど
手書き看板
「手書き看板」は、デザイン部分を自分で手書きするタイプの看板です。
黒板やホワイトボードなどに手書きすることで、温かみが感じられ親近感が高まります。アートっぽく書いたり、かわいく書いたりと内容も自由に変更できるところが魅力。さらに、低価格で製作できるところも利点です。
■料金相場:5千~1万ほど
デジタルサイネージ
「デジタルサイネージ」は、電子機器を使って映像や文字をディスプレイに表示する看板です。
電子看板とも呼ばれており、表示する内容を簡単に変更することができます。例えば、複数の情報を切り替えたり、映像を表示したり、最新情報をすぐにお知らせしたりなど、さまざまな活用方法があります。
■料金相場:10万円~150万円ほど
タペストリー
「タペストリー」は、ポールに布を通して、壁や天井から吊り下げた看板です。
写真やイラスト・文字など、どんなでデザインでも基本的には印刷することが可能。また、雨にも強いので屋外でも使用することができます。
■料金相場:1万円~3万円ほど
看板製作の目的を引き立たせるには
効果的な看板にするためには、以下のことを意識して製作するといいでしょう。
- コンセプトを決める
- 魅力的なキャッチコピーをつける
- 照明を活用する
- 雰囲気を考えたデザインにする
下記へ、一つずつ内容をみていきましょう。
コンセプトを決める
まずは、お店のコンセプトやイメージを明確にします。
コンセプトを明確にすることで、看板の色味やフォントなどデザインも自然と決まってくるでしょう。例えば、アイスクリーム屋さんなら優しい色合いにしたり、和食屋さんなら手書き風のフォントにしたりなど工夫することです。
コンセプトに合ったデザインにすることで、お客さんとのイメージギャップがなくなり、満足度も高まります。
魅力的なキャッチコピーをつける
通行人が看板をパッと見たときに、魅力的なキャッチコピーは関心を引くことができるでしょう。
例えば、「女性限定!」「~で悩んでいる方」などターゲットを絞ったり、「今週のおすすめ!」「どこよりも安い!」などと、訴求効果があるメッセージが有効です。
キャッチコピーをつけることで、高い集客効果が期待できるでしょう。
照明を活用する
照明のある看板は、暗い場所や夜間でも目立たせることができます。
先ほど、ご紹介した「電飾看板」などにすることで、視認性が良くなり目を引きやすくなります。また、間接照明やネオン管を使用することで、昼間もお店の雰囲気アップにもつながるでしょう。
雰囲気を考えたデザインにする
看板は設置場所の、周りの雰囲気に合わせたデザインが好ましいでしょう。
例えば、おしゃれなお店が多いエリアで、派手な居酒屋のような看板は合わないかもしれません。そのエリアに合った顧客層や、周りの建物などを意識してデザインを考えるといいでしょう。
看板製作で失敗しがちなポイント
看板は一度作ったら、簡単には変更することができません。
「失敗した!」と後悔しないために、下記のポイントを把握しておきましょう。
- 店舗の大きさと看板サイズのバランスが合っていない
- 情報を盛り込みすぎる
では、具体的にみていきましょう。
店舗の大きさと看板サイズのバランスが合っていない
店舗の大きさと看板のサイズが合っていないと、宣伝効果が薄れてしまうことがあります。
例えば、店舗より看板が大きすぎてお店の場所が分かりづらかったり、屋上看板が通行人からは見えなかったりすると看板の役割りが果たせません。
また、店舗とのバランスも大切ですが、目的によって看板のサイズを決めるようにしましょう。
情報を盛り込みすぎる
一つの看板に情報を盛り込んでしまうのもよくある失敗です。
「お店の魅力を伝えたい」と考えるのは当然ですが、あれもこれもと詰め込むと、お客さんは混乱してしまいます。人が看板を見るのは数秒なので、通行人がパッと見て理解できるデザインにする必要があります。
たくさんの情報を伝えたい場合は、看板によって内容を変えるといいでしょう。
まとめ
今回は、看板製作のメリットや種類、失敗ポイントなどをご紹介しました。
看板はただ設置するだけではなく、種類、設置場所、デザインなどを考える必要があるでしょう。集客効果の高い看板製作を考えているなら、実績のあるプロへ依頼することをおすすめします。