「看板製作会社は、どうやって選べばいいの?」
「どんな費用がかかるのか知りたい!」
本記事では、「看板製作の見積もり依頼」に関する情報をまとめてご紹介します。
- 看板製作の見積もり項目
- 看板製作の見積もりを依頼する会社の選び方
- 看板製作の見積もりを取る際に気をつけるべきこと
これから、看板製作会社へ見積もりを考えておられる方は、ぜひ最後までお読みください。
看板製作の見積もり項目
看板製作には、さまざまな費用が発生します。
主な、見積もり項目は以下になります。
- 現地調査費用
- デザイン費用
- 設計費用
- 看板製作費用
- 交通運搬費用
- 諸経費
- その他工事費用
では、具体的な内容をみていきましょう。
現地調査費用
まずは、看板製作を行うために必要な情報確認をする調査費用です。
設置場所の状況を確認して、「重機」や「道路使用許可申請書」の必要かどうかを判断したり、施工方法をチェックします。
デザイン費用
次に、看板のデザインを制作する費用です。
依頼者の希望をヒアリングして、デザイン制作を進めていきます。また、「屋外広告物法」や「景観条例」など法律規制に沿ったデザインにする必要があります。
設計費用
デザインを決定した後は、具体的な看板製作の設計を行います。
例えば、看板の耐久性や電気を要したタイプだと消費電力などの詳細な設計を立てる費用です。
看板製作費用
看板本体の製作費用となります。
先ほどの、デザイン、詳細設計に基づいて看板製作を行います。
交通運搬費用
看板を運搬するための車両や、重機を現場まで運ぶための費用です。
諸経費
看板の工事費以外にかかる、現場経費や一般管理費用です。
その他工事費用
上記でご紹介した費用以外にも、下記のような費用がかかる場合があります。
- 施工費
- 電気工事費
- 基礎工事費
- 足場費
- 揚重機費
- 現場監督費
- 交通誘導員
- 産業廃棄物運搬・処分費
- 各種申請費
- 副資材費
このように、看板の種類や設置場所によっては色々な費用がかかってきます。
業者へ見積もり依頼をする場合は、要望に加えて現地の情報をできるだけ伝えておくことで、スムーズに行うことができます。
看板製作の見積もりを依頼する会社の選び方
では、どのような看板製作会社に依頼したらいいのでしょうか。
看板製作会社の選び方のポイントは次の5つです!
- 屋外広告業への登録をしているか
- 必要資格を保有しているか
- 構造設計力があるか
- アフターサポートは充実しているか
- 実績と経験があるか
一つずつ具体的にチェックしていきましょう。
屋外広告業への登録をしているか
看板を設置するためには、「屋外広告業者登録」が必要です。
もし登録のない業者が設置業務を行った場合は、法律違反となります。また、条例に沿った看板の設置ができていないと、重大な事故につながる可能性もあります。
そのため、「屋外広告業者登録」している会社を選ぶようにしましょう。
必要資格を保有しているか
看板製作をするにあたっては、さまざまな業務が必要となります。
以下の資格を保有している会社だと安心でしょう。
- 屋外広告士
- 一級建築士
デザインから製作、施工、申請、点検まで一貫でお任せすることができます。
構造設計力があるか
構造設計力があるかどうかの目安は、下記を参考にしましょう。
- 看板会社が一級建築士事務所の登録がある
- 建築士の資格を保有しているスタッフが在籍している
アフターサポートは充実しているか
看板は設置した後にも、点検などのメンテナンスが必要です。
看板は長年の使用で劣化したり、破損することが考えられます。何か不具合があったときに、相談できる体制がある会社を選ぶようにしましょう。
また、許可期限前までに、点検実施と継続申請を行ってくれる会社だと安心です。
実績と経験があるか
看板製作会社のこれまでの実績を確認しておきましょう。
実績や経験が豊富な会社だと、臨機応変に素早い対応が可能です。また、ご自身の希望する看板の実績がある会社だと、製作をスムーズに進めることができるでしょう。
看板製作の見積もりを取る際に気をつけるべきこと
最後に、看板製作会社に見積もりを取るときのポイントをお伝えします。
- 看板のサイズ
- デザインについて
前もって知っておくことで、失敗を防ぐことができます。
看板のサイズ
看板のサイズは、大きさもさまざまで基本的に自由に選ぶことができます。
ただ、看板にはいくつかの規格サイズがあるので、そのサイズに合わせることでコストカットにつながります。例えば、アルミ複合板だと900mm×1800mmの板から製作することができるので、材料の削減に。
そのため、規格サイズに合った看板のサイズにするだけで、費用を安くすることができます。
デザインについて
デザインの打ち合わせは、入念に行うようにしましょう。
効果的な看板を製作するには、種類や目的によってデザインを変えることが多いです。ご自身の希望を伝えながら、看板製作会社ならではの観点で、デザインの工夫ポイントなどのアドバイスも参考にするといいでしょう。
まとめ
今回は、看板製作の見積もり依頼をするときのポイントをご紹介しました。
どこの看板製作会社へ依頼するかによって、デザインや費用面でも異なります。本記事でお伝えしたポイントを参考に、相見積もりを取ることをおすすめします。